池田の歴史関係図録
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写真:ビッグハープビッグハープ
The big harp

新猪名川大橋の愛称でビッグハープという名前は、池田市・川西市両青年会議所が募集した公募作の中からつけられた名前です。ビックハープはコンクリート橋の斜張橋では国内最大(こんな所に日本一!)だそうで、全体の長さ400メートルを支える主塔は高さ90メートルです。主塔から伸びた56本のケーブルが全体を吊り上げるかたちになっています。その姿がハープのように見えるのでこの名前がつけられました。ビックハープは、阪神高速道路大阪池田延伸線の一部で、途中猪名川を渡すために建設されました。

 延伸線の開通で池田市内を通る国道176号線の慢性的な渋滞はだいぶ緩和されて、以前よりスムーズに車が流れるようになりました。池田市の他、箕面市、川西市、豊能町、能勢町、猪名川町のベットタウンに住む住人が殆ど176号線を使うために渋滞はとてもひどいものでした。

 また、ウィークエンドには北摂・丹波地方の観光地などへのアクセスも楽になりました。延伸線建設の一貫で高速の出口周辺の道路や橋も一新されました。ビックハープの下流に架かる呉服橋も拡張されました。歩道にはバルコニーがついて、ここからは猪名川に浮かぶ五月山とビックハープを絶妙な配置で見ることができます。橋から猪名川沿いに下りることできますので、散歩や読書にはとてもいい河川敷です。休日には結構たくさんの人が思い思いに楽しんでいます。


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